バタフライエフェクト(2004年、アメリカ)
ブログの最初の記事は映画。
それもバタフライエフェクトについて書こうというのは、僕の中ではすんなり決まったことだ。
なぜなら、映画を好きになったきっかけの作品であり、人生を変えてくれた作品だからである。
映画を観て頭をハンマーでかち割られるような衝撃を受けることがある。
初めてかち割ってくれたのが、この「バタフライエフェクト」である。
ストーリーは、特殊な能力により過去を変えられる少年が
その能力を使って幸せになるために奮闘するというものである。
僕がこの映画を初めて観たのは、大学3回生の頃だった。
まだ恋愛についても人生についても多感であり未熟だったので、その頃すぐに過去に戻ってやり直したいと思ったものである。
(特に勉強と恋愛は過去に戻れば何とかなると思っていた)
しかし、この映画をきっかけにその後そんな風に過去を振り返ることが少なくなった。
今が最良であり、やり直してもその結果が幸せかどうかなんて誰にもわからないからである。
後悔する時間を僕から奪ってくれた、まさに人生を変えてくれた作品である。
こんな映画があるのかと感動して、内容を忘れるために2度目観るのを随分長く我慢していた。
(20代最後の映画として最近観たけど)
まだ観てない方、次の映画に是非どうぞ。
パッケージの裏に書いてある煽り文、「史上最も切ないハッピーエンド」の通り最後まで目が離せない作品である。