好きなもの思いつくまま

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ユージュアル・サスペクツ(1995年、アメリカ)

 

今回はクライムサスペンス映画の超名作です。

 

あらすじ。書くのがすごく難しいので割愛します、すみません…

 

映画にハマり始めた頃、「どんでん返し 映画」で調べたら必ず名前が挙がったので、

気になって観たらもの凄かった。

あまりに衝撃を受けたので、自分の中で内容を忘れてもう一度新鮮な気持ちで観れるまで封印してた作品です。

結局、中は忘れてもあの衝撃のラストは脳裏に焼き付いて離れそうもないので、久々に観て観ましたが、やっぱり凄かった。

 

話も複雑だし、作品の性質上内容についても多くは語れないのだが、とにかく試聴後は誰かとこの映画について話したくなることは間違いありません。

 

そして初回試聴も楽しめますが、2回目でも十分楽しめます。というのも、作品中に散りばめられた伏線の数々が凄いからです。

ちょっとした動き、視線の演技でそれを表現しているのですから、もう凄いの一言です。

 

何か煽りすぎたような気がしますが、見破ろうなんて感じではなくフラットな気持ちでぜひ楽しんでください!

天使のくれた時間(2000年、アメリカ)

 

もしあの時違う選択をしていたら、を主人公が体験し大切なものに気付いていく映画。

 

あらすじは、会社の社長で何不自由ない生活をおくっている主人公が13年前に別れた彼女と別れなければどんな人生だったか、をやり直し大切なことに気づくというストーリー。

 

いやあ、いい映画だった。

僕自身が主人公が人生の大きな選択をしたような状況を経験したことがあるからかも知れないが、ぐっとくるシーンの連続だった。

 

社会に出て学生時代の友人と話すと、仕事で成功したり家庭があって幸せそうだったりして嫉妬してしまうことがかなりあるけど、

人と比べて妬んだり嫉んだりしてはいけないなと、本当に大事なものをしっかりと自分の中に持って生きていこうと思った。

 

特に、終盤で奥さんが主人公のために決断をするシーンは、お金でも社会的な成功でもない、大事なのは愛なんだと思い、ジーンときます。

 

僕は人生の選択はやり直しがきかないから尊い、と思っています。

なので、主人公が成功して社会的地位もある上で人生やり直しなんてずるい!と思いながら序盤観ていましたが、最後は主人公の幸せを心から願うことができる心温まる作品です。

ハッピー・デス・デイ(2017年、アメリカ)

 

タイトル、ちょっと上手いこと言ってる感じで個人的に恥ずかしくなってしまうんですが、期待以上には面白かった。

 

あらすじは、わがまま自分勝手な女子大生が自分が殺される一日を繰り返し、犯人にたどり着くというもの。

 

ミステリー・サスペンス好きな方は、「このパターンね、はいはい。」って感じになりそうですが、話がうまくまとまってるおかげで最後まで楽しんで観ることができます。

あと、主人公がめちゃくちゃ嫌なやつで最初は不幸になれーと思って観ることになるかも知れません。でも安心してください、物語が進むにつれちゃんと高感度が上がっていきます。(僕にとってはそうでした)

 

パッケージは不気味でちょっとB級感があるんですが、全体的にポップな感じで話が展開します。

なので、むしゃくしゃしてちょっとサスペンスまたはホラーでもビール片手に観ようかなという時には最適な一本です。

パターソン(2016年、アメリカ)

 

ちょっと疲れた日だったので、癒されそうな映画を。

 

あらすじは、アメリカニュージャージー州パターソンに住むパターソンという、詩と奥さんと愛犬を大事にしている男性の日常を描いた作品。

 

詩をテーマにしている作品なだけに、全体的に会話が小気味よく特に内容のない雑談シーンでも楽しく観てクスッと笑える。

奥さんや行きつけのバーでのやりとりを観ていると、こんな日常すごく幸せやろうなと羨ましくなる。

日常の中にある小さな幸せをうまく描いた作品です。

 

主演のアダムドライバーの表情がかなりツボに入って、何とも言えずほっこりした気持ちにさせてくれます。

この作品のせいで、これから見る予定のスターウォーズの三作目見づらくなっちゃったな...笑

 

忙しい日が続いている方はぜひ、おすすめです。

 

 

トゥルーマン・ショー(1998年、アメリカ)

 

しばらくビビッとくる映画がなかったので、久しぶりに見返した映画。

 

あらすじは以下の通り。

主人公のトゥルーマンは生まれた時から、撮影されているという自覚なく生活をテレビ番組として放映されている男である。

しかし、徐々に自分の生活が作られたものではないかと疑問を抱くようになり...

 

この映画を観てから長く同じサイクルの生活が続くと、予定調和の中で生きていてまるで自分がトゥルーマンになったような妄想をすることがある。

どこかにカメラが仕込んであって、周りの人はエキストラで。

 

こうなると、疲れてるな新しいこと始めるか旅行でも行こうかと思ったりして、

自分の中で日常疲れに気づくためのサインのようになっている。

今回2度目の試聴でそれに気付いて、何となく有り難いような気持ちになった。

 

そして、最終的にはどこへでも行き何でもできる人生というものの素晴らしさを教えてくれる作品である。

 

 

ドライヴ(2011年、アメリカ)

 

天才的な腕を持つドライバー(スタントマンおよび自動車整備士)の男が愛する人を命をかけて守る話。

 

とにかく見所は、主演のライアン・ゴズリングのカッコよさ!

優しく、強く、かっこいい、しかしちょっと不気味な感じ…

ララランドでも思ったけど、笑ってても少し影があるようなそんな表情の演技をすることろに個人的にぐっときます。

 

ストーリーは何となく予想がつくような話何ですが、

途中のカーアクションは一級品だし、おいおいどうなっちゃうんだよ!と最後までハラハラさせられました。

 

しかし、序盤で爪楊枝を咥えて運転してたあのキャラ設定は何だったんだろう。笑

そんな所にも、注目して観てみてください!

バタフライエフェクト(2004年、アメリカ)

ブログの最初の記事は映画。

それもバタフライエフェクトについて書こうというのは、僕の中ではすんなり決まったことだ。

 

なぜなら、映画を好きになったきっかけの作品であり、人生を変えてくれた作品だからである。

 

映画を観て頭をハンマーでかち割られるような衝撃を受けることがある。

初めてかち割ってくれたのが、この「バタフライエフェクト」である。

 

ストーリーは、特殊な能力により過去を変えられる少年が

その能力を使って幸せになるために奮闘するというものである。

 

僕がこの映画を初めて観たのは、大学3回生の頃だった。

まだ恋愛についても人生についても多感であり未熟だったので、その頃すぐに過去に戻ってやり直したいと思ったものである。

(特に勉強と恋愛は過去に戻れば何とかなると思っていた)

 

しかし、この映画をきっかけにその後そんな風に過去を振り返ることが少なくなった。

今が最良であり、やり直してもその結果が幸せかどうかなんて誰にもわからないからである。

後悔する時間を僕から奪ってくれた、まさに人生を変えてくれた作品である。

 

こんな映画があるのかと感動して、内容を忘れるために2度目観るのを随分長く我慢していた。

(20代最後の映画として最近観たけど)

 

まだ観てない方、次の映画に是非どうぞ。

パッケージの裏に書いてある煽り文、「史上最も切ないハッピーエンド」の通り最後まで目が離せない作品である。